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成績の発表
2012年03月01日 (木) | 編集 |
一斉に試験結果の発表をするというシステムがないのかその発表まで待てないのか、その辺は良く分からないけれど、期末試験の結果をばらばらと学生が聞きに来る。
気になるから来るのだろうから、来れば教える。でも、100人もの学生が自分たちの都合でばらばら来られても結構困る。でも、何を目的に私のところに来たのか、それを日本語で伝えて、すべてを日本語でさせる格好の練習の場にはなる。

大変だけど、一人ずつ対応。
「先生、試験の結果を知りたいんですが…」
「何番ですか?」知っていてもあえて聞く。
「〇番です。」
「〇〇点です。」ここで、数字がうまく聞き取れないと、私のパソコンの画面を覗こうとする。それをブロック!「耳で聞いて下さい。もう一度言いますよ。〇〇点です。」

友だちとタイ語で確認し合う。意外と普段パッとしない子がさっと日本語の点数を理解したり、その逆があったりで興味深い。

そんな中でちょっと考えさせられることが…。
ある一人の学生。

彼は成績は良くない。でも普段から真面目に殆ど休まず学校に来ているし、授業中もきちんと聞いている。わかっているのかどうかは分からないけれど、取りあえず私語もせずおとなしく座っている。
彼の点数は57点。50点以上が合格なので、決していい点数ではない。その学生が
「私の点数はどうして57点ですか?」と聞いてきた。

どうしてって…。普段の単語テストや課ごとのテストの配点が40点。中間テストが20点。期末テストが30点。平常点が10点。合計100点。
残念ながら、毎回のテストも合格ギリギリ。中間では再試を受けている。期末試験も30点中17点と、合格スレスレライン。平常点は彼の言うように申し分ないので10点を付けていた。それを合計すると、やはり57点。

「真面目に頑張っていることは良く分かってるから、その点は一番いい10点を付けてるんだよ。でもね、そのほかのテストが合格ギリギリの点数だと、やっぱりこの点になってしまうの。」と、彼の分かる言葉で説明。渋々納得して帰って行ったけど、彼が帰った後に彼の不満は何だったのか、色々考えてみた。他の学生の点数などを見ていると、段々わかってきた。
普段不真面目で、授業中も私語が多い学生が60点台。

この学校のシステムの良くないところで、落第はほぼ有り得ない。試験の点数が半分行っていなくても、何かと課題を与え、それをクリアすれば半分の合格点はもらえる。ずるい学生はそのシステムを使って、楽して半分以上の点を取る、こうやってコツコツやってる学生は、合格点よりちょっといい点を取って苦労してクリアしている。でも結果的な点数はあまり変わらない。むしろ良くない。
その原因はカンニング。学生が成績を聞きに来る前に点数の処理をしておかなければと思い、あまり細かい数字は見ないで機械的に数字の処理をしていた。だから、よくよく見てみると「この学生がこんなにいい点を取れるはずがない!」とはっきり言い切れる学生が、8割近くの点を取っている。その結果、コツコツ頑張り、カンニングもせずに試験をクリアした彼が57点、不真面目な学生が65点と言う結果が出来てしまっているのだ。
私が試験監督に入れるものなら、こんなことは許さない。でも、だらだらとタイ人教師が試験監督をしている(この前偶然見たんだけど、中で試験をしているのに、教室の外の廊下でタイ人教師たちが固まって世間話をしていた。監督してないジャン!)状況では、カンニングが横行して当たり前。

次回の定期テストのときは、試験監督に入ってはダメか?と申し出ようと思った。
私は彼の真面目さ努力を分かっていても、結果がすべてのタイ社会。陰での努力は報われない。彼には本当にかわいそうなことをした。
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